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🎯 この記事はこんな方におすすめです。
- はじめての運動会を控えて、ちょっとドキドキしているパパ
- 「うちの子、当日ちゃんとできるかな」と心配な方
- 練習で泣いたり、参加しなかったりすると聞いて不安な方
- まわりの子と比べてしまいそうな自分が、少しこわい方
- 運動会の日を、家族のいい思い出にしたいご家庭
🐾 数年後、きっとこの日を笑って話せる
数年後、運動会のビデオを家族で見返しながら、
「このとき、ずっとパパのほう見て泣いてたよね」と笑い合う。
——3歳のはじめての運動会は、たいていそんな“伝説の一日”になります。
でも、当日を迎える前の親の気持ちは、なかなか穏やかではいられませんよね。
「泣いて走らなかったらどうしよう」
「みんなができているのに、うちの子だけ固まっていたら……」
子育てサロンでも、この時期はそんな声をたくさん聞きます。
そしてわたし自身も、息子のはじめての運動会を前に、同じようにそわそわしています。
だからこそ、先にお伝えしたいんです。
3歳の運動会は、泣いても、走らなくても、大丈夫です。
※むしろ、何歳だろうが、運動会は、泣いても、走らなくても、大丈夫です!
今日は、そう言える理由と、当日を親子でおだやかに過ごすためのコツをお話しします。
🐾 なぜ3歳は、運動会で泣いたり固まったりするの?
「自分でやりたい」と「そばにいたい」が同時にある
3歳ごろは、自立心がぐんと育つ一方で、親への依存心もまだまだ強い時期です。
「自分でできる!」という気持ちと、「でもパパとママのそばにいたい」という気持ち。
その両方を抱えたまま、いつもと違う大きな会場に立つのですから、心が揺れて当然なんですね。
とくに客席に親の姿が見えると、
「あっちに行きたい!」という気持ちが一気にあふれることがあります。
泣いてしまうのは、それだけ親を安心の基地だと思っている証拠でもあります。
「いつもと違う」が、3歳にはとても大きい
たくさんの観客、大きな音楽、スピーカーの声、見慣れない会場。
大人にとってはワクワクするお祭りでも、3歳の子にとっては「知らないことだらけ」の空間です。
多くの子どもは、3歳ごろまでは、
遠足や運動会のような日常の大きな変化に、不安なく対応するのが苦手だといわれます。
(参考:3歳の運動会で走らない・固まる理由)
つまり、泣く・固まる・動かないは、わがままでも、育て方の問題でもありません。
この年齢では、ごく自然な反応なんです。
園と家で見せる顔が違う理由は、こちらにも書きました。

練習の段階から、足になじむ靴で「走るのって楽しい!」を積み重ねておくと、当日の安心材料になります。
🐾 やってしまいがちだけど、避けたいこと
まわりの子と比べて、ガッカリを顔に出す
これがいちばん、気をつけたいことです。
元気にかけっこをする子、ダンスを完璧に踊る子。
その横でわが子が泣いていると、つい「なんでうちだけ……」と思ってしまう。
その気持ち自体は、親なら誰でも持つものです。
でも、それが表情に出ると、子どもは敏感に感じ取ります。
「パパ、がっかりしてる」——そう思わせてしまうのが、いちばんもったいない。
安心してください。
客席のほとんどの大人は、泣いている3歳を見て
「かわいいね」「3歳児あるあるだね」と、あたたかく見守っています。
気にしているのは、たいてい親だけなんです。
サロンのあるママも、こんな話をしてくれました。
去年の運動会、うちの子だけずっと泣いてて、正直ちょっと恥ずかしかったんです。
でもあとで他のママに『あの泣き顔、かわいかったよ〜』って言われて。
恥ずかしいと思ってたのは、わたしだけだったんだなって
親が思うほど、まわりは見ていません。
見ていたとしても、それはあたたかい目です。だから、世間体は、そっと手放して大丈夫です。
帰り道に「なんで走らなかったの?」と聞く
もうひとつ、やりがちなのが帰り道の反省会です。
「練習ではできたのに、なんで?」
「次はがんばろうね」
励ましのつもりでも、
子どもには「できなかった自分はダメなんだ」と伝わってしまいます。
その日の子どもは、慣れない場所で、
たくさんの人に囲まれて、それでもその場にいた。
それだけで、もう十分がんばっています。
帰り道にかけたいのは、反省の言葉ではなく、ねぎらいの言葉。
「今日はいっぱいがんばったね。お弁当おいしかったね」
それだけで、子どもの中の運動会は「楽しかった日」として残ります。
気持ちが崩れたときの受け止め方は、こちらにまとめています。

🐾 当日をおだやかに過ごす、パパの3つのコツ
①「その場にいた」を、全力でほめる
いちばん大事なのは、評価の基準を変えることです。
一歩も走れなかったとしても、
その場に立って、競技に参加しようとした姿勢を全力でほめてあげてください。
「最後までグラウンドにいたね!」
「泣いてたけど、ちゃんと並んでたね。かっこよかったよ」
結果ではなく、その子なりの一歩を見つけて言葉にする。
それが、次の挑戦への自信になっていきます。
チャイルドコーチングでは、こうした「プロセスを認める声かけ」が、
自己効力感(自分はやれるという感覚)を育てるとされています。
「走れた・走れなかった」で評価されると、子どもは失敗をこわがるようになります。
でも「その場にいられた」を認められると、「次もやってみよう」と思える。
3歳の運動会は、まさにその土台をつくるチャンスなんです。
結果ではなく、その子の行動を認める関わり方は、こちらで紹介しています。

形に残るごほうびがあると、子どもにとって特別な一日になります。
②子どもの目線から、見えにくい場所で見守る
意外と効くのが、見守る位置です。
親の姿が見えた瞬間に、競技をやめて駆け寄ってきてしまう子もいます。
その場合は、子どもの視界に入りにくい場所から見守るのもひとつの方法です。
逆に、親が見えるほうが安心して動ける子もいます。
どちらが合うかは、ふだんのわが子の様子から、なんとなく見当がつくはずです。
人の多い会場では、移動のときの迷子対策もしておくと安心です。
③「楽しい一日」の記憶で締めくくる
運動会の日の記憶は、競技の結果だけでは決まりません。
みんなで食べたお弁当、シートの上でごろごろした時間、帰り道にパパと手をつないだこと。
そういう小さな楽しい記憶が、「運動会=楽しい日」という印象をつくっていきます。
家族でゆったり過ごせるシートと、お弁当があるだけで、その日はぐっと特別になります。
秋とはいえ、日中はまだ汗ばむ日も。
汗をかいてもさらっと過ごせる肌着だと、機嫌も保ちやすくなります。
🐾 運動会は、子どもの「今」を知る日
運動会は、子どもの能力を測るテストではありません。
「今、この子はこういう段階にいるんだな」それを、親が知ることができる日なんだと思います。
泣いて走れなかった3歳の子が、
翌年は照れながらゴールして、その次の年には、得意げにダンスを踊っている。
子どもは、そうやって一年ごとに、ちゃんと育っていきます。
今年の姿は、その成長の「スタート地点」の記録です。
だから、今年がどんな結果でも、大丈夫。
その日の姿を、まるごと愛おしんであげてください。
🐾 まとめ:比べずに、その子の一歩を見つけよう
3歳のはじめての運動会は、泣いても、固まっても、走らなくても大丈夫。
それは、この年齢ならではの、ごく自然な姿です。
最後に、今日からできる具体的なアクションをまとめます。
- 泣く・固まるのは「親を安心基地と思っている証拠」と知っておく。
- まわりと比べず、がっかりを顔に出さない。
- 結果ではなく、「その場にいた」「並んでいた」をほめる。
- 帰り道は反省会ではなく、楽しかった記憶の話をする。
完璧な運動会じゃなくていい。
何年たっても笑って話せる、家族だけの一日にしていきましょう。
🐾 よくある質問(FAQ)
- Q3歳の運動会で泣いてしまうのは、よくあることですか?
- A
とてもよくあることです。
3歳ごろは自立心と親への依存心が同時に強く、大きな環境の変化に不安なく対応するのが苦手な時期です。泣いたり固まったりするのは発達上自然な反応なので、心配しすぎなくて大丈夫です。
- Q当日、参加しなかったらどう声をかければいいですか?
- A
「なんでやらなかったの?」と理由を問うのは避けましょう。
「最後まで会場にいたね」「並んでいてかっこよかったよ」など、その子なりにがんばった部分を見つけてほめてあげてください。
- Q練習の段階から嫌がっている場合は、休ませたほうがいいですか?
- A
無理に参加させる必要はありません。
まずは園の先生に家庭での様子を伝えて相談を。「見学だけ」「一部だけ参加」など、園と一緒にその子に合った関わり方を考えられることも多いです。
(参考:行事を嫌がるわが子への対応のポイント)
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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