🐾「また今週も、洗濯で終わるのか…」子どもの一言にハッとした日曜の朝
「パパ、今日はどこ行くの?」
(実際には喋れませんが、そんな様子で見つめられました)
日曜の朝、洗濯物をたたんでいたわたしに、
当時1歳になりたての息子こたぷんが無邪気に声をかけてきた。
「ちょっと洗濯物干さなきゃいけないから待っててね?」
と返したとき、
こたぷんの表情が一瞬しょんぼりしたのを、わたしは見逃さなかった。
それもそのはず、
こたぷんに「待ってて!」という言葉をよく使う自分がデジャブしていた。
共働きの我が家。
平日は夫婦で協力しながら何とか回しているけど、
どうしても “週末の家事集中” が定番になっていた。
洗濯機を2〜3回まわして、干して、たたんで、衣替えして…
これだけで半日が消える。特に困るのが「クリーニング系の洗濯物」。
スーツや冬物のアウターは家で洗えないし、
近所のクリーニング店は営業時間が短く、行くタイミングもつかみにくい。
正直、少し前まで「クリーニングって贅沢」「面倒だけどしょうがない」と思っていた。
でも、息子の「また今週もおでかけナシ?」という視線を感じるたび、
「このままでいいんだっけ」とモヤモヤが積もっていった。
🐾 ランチタイムに知った“家から完了するクリーニング”という選択肢
職場の昼休み、
子育て中のパパ同僚と雑談していたときのこと。
「うちはもう、クリーニング出しに行ってないよ。家で完結させてる」
とさらっと言われた。
最初は何のことかピンとこなかった。
でも話を聞くと、どうやら宅配型のクリーニングサービスを使っていて、
スマホで申し込んで、届いたバッグに服を詰めて、玄関で渡すだけだという。
「集荷もしてくれるし、子ども連れて行かなくて済むし、マジで助かってる」とのこと。
「へえ、そんな方法があるんだ…」と、正直ちょっと衝撃だった。
家事って、体力よりも“段取り”がしんどいんだよなと思っていた矢先だったから、
「行かなくていい」というワードが心に刺さった。
その夜、妻にもその話をしてみたら、
「それ、めっちゃいいやん!」と食いつき気味。
即検索して、そのままスマホで申し込んでみた。
🐾 初めての宅配クリーニング。予想以上の気楽さと仕上がりに感動
申し込んで数日後、専用のバッグが届いた。
シンプルだけどしっかりした素材で、厚手の服もすんなり入るサイズ感。
その週末、わたしと妻で「出すもの会議」を開催。
コート、礼服、冬物のニット、ワイシャツ数枚…。
10点パックだったけど、意外と余裕があり、
「あ、これも出せるじゃん」と思わず探し足したくらい。
息子も「なにしてるの〜?」と興味津々で、バッグをのぞき込んでいた。
「この中にふわふわにしてくれる魔法が入ってるんだよ〜」なんてふざけながら、
和やかに荷造り完了。
数日後、戻ってきた服を開けたとき、思わず「おおっ」と声が出た。
コートは新品みたいなハリが戻っていて、ワイシャツはくすみが取れて真っ白。
独特な香りも強すぎず、すごく清潔感のある仕上がりだった。
「これはもう、街のクリーニング屋に戻れないかもね」と妻がつぶやいたのを、
わたしも「だよね」とうなずいた。
🐾 “やらなくて済む日”があるだけで、週末が変わった
「今日は洗濯しなくていい」
ただそれだけなのに、こんなにも週末に余裕ができるとは思わなかった。
バッグを出したその日は、午前中から息子とブロック遊びをして、午後は近くの公園へ。
遊具に登ってはしゃぎ、ベンチでアイスを食べて笑い合う――
それだけのことなのに、「週末をちゃんと家族と過ごせた」と感じられた。
家事に追われていたときには、こうした“ただの時間”を見過ごしていた気がする。
妻も「最近、余裕ある感じするよね」と言ってくれて、
ちょっとだけ、“夫婦でうまくやれてるな”と感じられた日だった。
🐾 「すべて自分でやる必要ない」そう思えるようになった日
かつてのわたしは、
「家事は自分でやってこそ」と思っていた。
でも、仕事でも作業着やカジュアルOKな環境になり、スーツを着る機会は減少。
毎週のクリーニングは不要になり、
今では必要なタイミング(礼服、衣替え時期など)だけ利用している。
宅配クリーニングは“日常的な必需品”ではなく、
「頼れるときに頼れる存在」になった。
この考え方ができるようになって、心がふっと軽くなった。
全部を自分で抱えなくてもいい。
誰かに頼ることは、手抜きじゃない。
“暮らしを整える手段”だと、今なら思える。
今でもあの朝の、息子の「今日はどこ行くの?」という声が思い出される。
でも、あの日とは違って、今のわたしにはこう言える。
「今日はちゃんと遊べるよ」
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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