「有休とらない」は損!制度を把握して賢く生きよう

パパ育

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💡この記事はこんな方におすすめです

  • 「有給、取りづらい…」と感じつつ一歩踏み出したいパパ
  • 仕事と家庭の板挟みで、実用的な“言い出し方・取り方”を知りたい人
  • 時季変更権・時間単位年休などの基本ルールをサクッと把握したい方
  • いざという日の“今日はオレが行く”を現実にしたい共働き家庭
  • 職場の空気に流されず、制度を武器に家族を守りたいパパ

 

はじめに:「パパも休んでいい」って、誰が言ってくれる?

 

「子ども、熱出たみたい…病院お願いできないかな?」

 

ある平日の午後、

妻から届いたLINEを見たわたしは、

反射的に「ごめん、今日ムリかも」と返信してしまった。

 

会議が詰まっていた。

チームも忙しかった。

上司の顔が浮かんだ。

 

その夜、食卓で妻は静かだった。

子どもの熱も少し落ち着いていたけれど、

なんとなく、わたしの胸の奥がざわついていた。

 

翌朝、朝の支度の合間に、

洗濯物をたたみながら妻がぽつりとつぶやいた。

 

「あなたが“仕事が忙しい”って言うたびに、私の“しんどい”はどこに出せばいいの?」

 

——その一言が、今も耳から離れない。

 

日本の職場にはまだまだ、

「パパが育児で休むなんて」と見られがちな空気があります。

だけど、有給は “お願い” ではなく、労働者の “権利”

 

制度を知れば、堂々と家庭を守れる選択肢が見えてきます。

 

この記事では、わたし自身の体験を交えながら、

「パパが損をしないために知っておきたい有給の知識と使い方」をわかりやすくお伝えします。

 



なぜパパは有給を取りづらいのか?

 

パパが有給を取りづらい背景には、

表面的な “忙しさ” だけでなく、いくつかの見えない壁が存在します。

 

「男は仕事、女は家」…根強く残る社会構造

無意識のうちに、

「家庭のことは妻がやるもの」

「男が仕事を頑張るのは当然」

という考えが刷り込まれていませんか?

 

わたしもそうでした。

だけどその価値観が、結果的に妻を孤立させていたことに気づいたんです。

会社の空気が「取りづらさ」を生む

有給を申請するたびに、

まるで申し訳ないことをしているような気持ちになる。

そんな職場、ありませんか?

「他の人は休まない」
「急に抜けるとチームに迷惑」

そんな “同調圧力” のなかで、

「家族のために休みます」が言えなくなるパパ、多いです。

評価が下がる不安、そして家庭との向き合いへの不慣れ

仕事に穴をあけたくない。
評価を下げたくない。

でも、その一方で、

家庭のことには「自信がない」「どうしたらいいかわからない」という不安も。

 

だからつい、「仕事」を言い訳にしてしまう

——わたしも、そうだったんです。


有給は「お願い」じゃない。堂々と使える“権利”です

 

ここからは、

知っておくと得しかしない、有給休暇のルールを整理します。

 

✅ 労働者に与えられた“権利”です

・取得に理由は不要(会社に伝える義務なし)

・上司が「忙しいからダメ」と言うのは法律的にNG(ただし“時季変更権”はあり)

・年10日以上有給がある人は、5日間取得が会社に義務づけられています(2019年改正)

 

✅ 時間単位・半日休も活用できる!

・午前だけ保育参観、午後だけ病院付き添いなど、育児中は「1日休み」は取りにくい。

・でも就業規則によっては「時間単位」「半日」でも使えます。

👉 就業規則、見たことありますか? 社内ポータルか人事に聞けばOKです。

 

✅ 有給の消滅期限、知ってますか?

・取得しなければ2年で時効。つまり自動で“消滅”します。

・予定が詰まる前に「子どものイベント」に合わせて前もって申請がおすすめ!

 

✅ 看護休暇との“ダブル使い”も可能!

・看護休暇は無給のケースが多く、小学校就学前までが対象。

・有給と日ごとに使い分けることで、柔軟に対応+家計の負担も軽減できます。

 


 

「今日はオレが行くよ!」——その一言が、家庭を守る

 

ある日、

保育園から「お迎えお願いします」の連絡。

午後の仕事はまだ少し残っていたけど、

わたしは思い切って有給(時間休)を使って迎えに行った。

 

教室のドアを開けた瞬間、子ども(こたぷん)が走ってきて、

「パパ!?」

と驚きと喜びの混じった声。

 

帰宅後、妻がそっと言った。

「今日は助かったよ。気持ちに余裕ができた。」

パパが休むことは、

“家庭にとってのリスク” じゃなくて、“安心を与える行動” なんだと感じました。

 



まとめ:制度を知ることで、家族にとっての“頼れる存在”に

 

「パパが育児で有給を取るなんて…」

そんな空気を変えていくのは、まず “制度を知って、動いた人” です。

 

✅ 今日からできる一歩

・まず、自分の会社の就業規則をチェックしてみる

・子どもの予定と照らして計画的に申請してみる

・パートナーと「どういうときに動いてほしい?」を話し合ってみる

 

あなたのその一歩が、家族の安心をつくり、

職場の空気を少しずつ変えていくきっかけになります。


最後までお読み頂き、ありがとうございます。

少しでも読者のみなさんのためになる記事作りにこれからも努めて参りますので、

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「こどもたちの未来をもっと明るくしたい」だから行動する。

それでは今日も元気にいってらっしゃーい(`・ω・´)ゞ

あるいはおやすみなさーい(。-ω-)zzz. . .

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