手を出す勇気より、見守る覚悟。― モンテッソーリ教育が教えてくれた「信じて育てる」という子育ての力

パパ育

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🎯 この記事はこんな方におすすめです
  • 共働きで、朝の支度時間がいつもバタバタしてしまう方
  • 「子どものやりたい!」に、つい手を出してしまうことにモヤモヤしている方
  • モンテッソーリ教育に興味はあるけれど、難しそうと感じている方
  • 「見守る育児」って実際どうすればいいの?と悩んでいる方
  • 子どもの自己肯定感を育てたいと考えている方

🐾 はじめに

 

朝のリビング。

2歳半の息子が、スプーンを握ってヨーグルトを一生懸命すくっている。

 

こぼれたヨーグルトがテーブルに広がっていくのを見ながら、

思わずため息が出そうになった。

 

つい、「もうパパがやるから!」と手を出したくなる。

 

けれど、最近読んだ一冊――

『モンテッソーリ教育が教えてくれた「信じて育てる」』を思い出して、

ぐっとこらえた。

「子どもの“今やりたい”を止めないで。」

この言葉が、まっすぐ胸に響いた瞬間でした。

 



🐾 共働きパパの朝は、いつも時間との勝負

 

共働き家庭にとって、朝の時間はまさに「戦場」です。

着替え、朝食、歯みがき、保育園の支度。

夫婦で手分けをしても、気づけばあっという間に出発の時間が迫ってきます。

 

そんなときに限って、

子どもが「じぶんでやる!」と言い出すものです。

 

たとえば、靴を左右逆に履いたり、ボタンがうまく留められなかったり。

 

親としては「時間がないから手伝いたい」と思うのが自然です。

 

でもそのたびに、

「もしかしてわたしは“息子を信じるチャンス”を自分で奪っているのかもしれない」

そんな思いがふと胸をよぎるようになりました。

 

焦る気持ちはあっても、ほんの数分待つことで、

子どもが「自分でできた!」と感じる瞬間を見届けられる。

それは、親にとっても“心の余裕”を取り戻すきっかけになっていくのだと思います。

 



🐾 モンテッソーリ教育が教えてくれた「見守る勇気」

 

本の中で印象的だった一節があります。

「大人が手を出すのは、子どもの力を信じきれていないから。」

モンテッソーリ教育の考え方では、

「子どもには自ら成長する力が備わっている」とされています。

 

その力を発揮するために、

親ができることは“教えること”ではなく“整えること”。

 

つまり、

  • 子どもでも届く高さに洋服を置く
  • 小さな手でも使いやすいサイズの道具を用意する
  • 準備や行動にゆとりをもてる時間の流れをつくる

 

といった「環境づくり」が、子どもの“自立”を支える基礎になります。

 

私も実際に、息子が自分で洋服を選べるように棚の位置を変えてみました。

すると、「きょうはこれ着る!」

得意げに選ぶ姿が見られるようになったのです。

 

小さな変化かもしれませんが、その“できた”という経験が、

確実に子どもの自信を育てていくのを感じます。

 



🐾 「信じる子育て」を始めて見えてきた変化

 

この本を読んでから、

私は自分の中に“手出し禁止ルール”を設けました。

 

こぼしても、時間がかかっても、まずは見守る。

どうしても助けが必要なときだけ、そっとサポートする。

 

最初のうちは正直、忍耐との戦いでした。

「もう少しで出発時間なのに…!」と、何度も時計を見てしまう日もありました。

 

それでも、ある朝のこと。

息子が初めて自分ひとりで靴を履けた瞬間、

「できた!」と誇らしげに笑ったあの表情を、私は一生忘れないと思います。

 

その笑顔を見た瞬間、

「見守ること」こそが最高の応援なんだと実感しました。

 

そして、息子の成長とともに、自分の中にも“親としての成長”を感じたのです。

 



🐾 子どもを信じることは、手を離すことではない

 

この本の中に、心に残った一節があります。

「子どもを信じることは、手を放すことではなく、支える場所を変えること。」

この言葉を読んだとき、目の前がスッと明るくなった気がしました。

“信じる”というのは、ただ放任することではありません。

子どもが困ったとき、振り向けばすぐそこに安心できる存在がいる――

その「見えない支え」こそが、子どもの挑戦を後押しするのだと感じます。

 

「親が支える」という形は、年齢や場面によって変わります。

でも、“信じる姿勢”はいつでも同じ。

それは、子どもにとって最も強く、優しい環境なのだと思います。

 



🐾 「信じて育てる」ことで、親も変われる

 

子どもを信じるということは、

同時に「自分の子育てを信じる」ことでもあります。

 

完璧な親なんていません。

つい手を出してしまっても、それに気づけるだけで大きな一歩です。

昨日より少しだけ待てたら、それで十分。

 

「信じる育児」は、子どもを育てるだけでなく、

親の心をも育ててくれる時間だと思います。

 

焦らなくていい。

完璧でなくていい。

 

小さな「見守りの積み重ね」が、

きっと家庭の温かさをつくっていくのだと思います。

 


🐾 今日のまとめ

 

  • 「手を出さない勇気」は、「信じる覚悟」でもある
  • モンテッソーリ教育は“教え方”ではなく“環境づくり”から始められる
  • 見守ることで、子どもも親も一緒に成長できる

🐾 パパ目線のひとこと

もし今、子どもの「やりたい!」に戸惑っているパパがいたら、

この本をぜひ手に取ってみてください。

 

難しい理論ではなく、親としての“向き合い方”をそっと教えてくれます。

ページをめくるたびに、

「あぁ、子どもを信じるってこういうことか」と気づかされるはずです。

 

そして気づけば、子どもだけでなく、

“自分の成長”にも気づく瞬間があると思います。

 



 

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

 

少しでも読者のみなさんのためになる記事作りにこれからも努めて参りますので、

評価していただけるととても励みになります☆

「こどもたちの未来をもっと明るくしたい」だから行動する。

それでは今日も元気にいってらっしゃーい(`・ω・´)ゞ

 

あるいは、おやすみなさーい(。-ω-)zzz…

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