子育ても仕事も“うまくいかない”ときに効く、パパの原因自分論 ― 他人のせいにしないって、実は“自分を楽にする”考え方 ―

パパ育

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🎯 この記事はこんな方におすすめです
  • 仕事も家庭も頑張っているのに、「なんだか報われない」と感じているパパ
  • 家事や育児でママとよく衝突してしまうけど、どう改善すればいいか分からない方
  • 「他人のせいにしたくない」と思いつつも、ついイライラしてしまう方
  • 忙しさの中でも、自分を成長させたい・家族をもっと大切にしたいと感じている方
  • “完璧じゃないけど、前に進みたい”と思っている、すべての共働きパパへ

はじめに:「なんでオレばっかり…」が口ぐせになっていた頃

 

正直に言うと、わたしもずっと

「なんでオレばっかり」と思っていました。

 

共働き、ワンオペ気味の夜、

寝かしつけと洗い物のはざまでスマホを眺めながら、

「なんで自分だけこんなに頑張ってるんだろう」と心の中でつぶやく日々。

 

仕事でも同じです。

 

「上司の指示が曖昧だった」

「他部署のレスが遅い」

「予算が下りなかった」

 

気づけば、“外のせい”にして自分を守っていたんです。

 

でもあるとき、同じように子育てしながら働く先輩パパが言いました。

 

「状況が変わらなくても、動き方を変えると“景色”が変わるよ」

 

その言葉をきっかけに出会ったのが、「原因自分論」という考え方。

これは、「全部自分のせい」と抱え込むことではなく、

「今の自分ができる一手を見つける力」なんです。

 



🐾 原因自分論って、「全部オレのせい」じゃない

 

「原因自分論」という言葉だけ聞くと、

「また自己責任論か」と感じるかもしれません。

 

でも本質はまったく違います。

 

大切なのは、“責める”ことではなく、“影響できる範囲”を広げること

 

たとえば朝のバタバタ。

子どもがごはんを食べず、保育園の時間が迫る。

イライラして、「もう!早く食べて!」と声を荒げてしまう。

 

 

でも夜に振り返ってみると、

 

「前日の夜、朝食の準備を少ししておけば焦らなかったかも」

「5分早く起きるだけで、もう少し穏やかにできたかも」

 

そんな“自分が変えられる部分”に気づけることが増えていきました。

 

これは、反省ではなく「設計の見直し」。

つまり、“次に同じ状況が来たとき、どうすればうまくいくか”を考える力です。

 

原因自分論は、行動の再設計を通して“心の余裕”を取り戻す考え方なんです。


🐾 キーワード① 自分ごと化:家庭も仕事も“主語を自分に戻す”

 

わたしは以前、家の中でよく「ママが」「子どもが」という言葉を使っていました。

 

「ママが段取り悪いから朝がバタバタする」

「子どもが言うことを聞かないから時間がかかる」

 

でも、ふと気づいたんです。

この主語を「自分」に変えるだけで、行動が変わることに。

 

たとえばこうです。

 

×「ママが準備遅い」

〇「自分が朝の洗濯を夜に回したら、余裕ができるかも」

 

×「子どもがグズるから出発が遅れる」

〇「出発10分前に“靴を履く遊び”を始めたらどうだろう」

 

 

自分ごと化は、誰かを責めるよりも自分の行動をチューニングする力です。

完璧を目指さなくていい。

「少しでも動かせる部分がある」と気づけるだけで、

ストレスの方向が“前向きなエネルギー”に変わります。

 

仕事でも同じです。

「経理が遅い」「上司の判断が遅い」ではなく、

「こちらから早めに草案を出せば、相手が判断しやすくなる」——

こう考えられる人ほど、信頼されるようになる。

 

それが、家庭でも職場でも“頼られるパパ”になる第一歩です。

 



🐾 キーワード② 利他的に考える:相手の“成功条件”を見つける

 

「原因自分論」は、決して“自分の頑張り”で完結しません。

大切なのは、「相手がどうすればうまくいくか」を想像すること。

 

たとえば、子どもが片づけを嫌がる場面。

「片づけなさい!」と叱っても、なかなか動かない。

 

でも、子どもの“成功条件”を考えてみると、

 

「どうせやるなら楽しく」「自分でできたって言いたい」という気持ちが隠れています。

 

そこで我が家では、

“片づけ競争”にしてみたら、驚くほど動くようになりました。

 

「どっちが早いかな?」と声をかけるだけで、笑顔で片づけが始まる。

子どもの気持ちを理解して動くことで、親も楽になりました。

職場でも同じです。

 

上司や同僚に何か頼むとき、

「相手がどうすれば気持ちよく動けるか」を考えると、驚くほど早く話が進む。

 

利他的な思考は、“相手を助けることで、自分も助かる”仕組みなんです。

献身ではなく、“お互いがラクになる設計”こそが、本当の利他です。

 



🐾 キーワード③ 損得で動かない:長期的に“信頼貯金”を貯める

 

子育てでも仕事でも、

「オレばっかり損してる」と感じる瞬間ってありますよね。

 

夜泣き対応をしても、誰にも褒められない。

休日に子どもを公園へ連れて行っても、家事は山積み。

 

そんなときこそ、

短期の損得ではなく長期の信頼を意識するようにしています。

 

たとえば、ママが疲れてイライラしている夜。

「またか…」と思う代わりに、

 

「今日は黙ってお風呂を洗おう」

「先に子どもと寝てもらおう」と動いてみる。

 

翌朝、ママが少しだけ穏やかになって、

「昨日ありがとう」と言ってくれた瞬間、

その“小さな信頼”が自分の中の大きな支えになるんです。

 

損得ではなく信頼で動くと、関係がしなやかに強くなる

その積み重ねが、家族のチームワークの「元本」になります。



🐾 すぐにできる「パパの原因自分論」5分実践術

 

原因自分論を“家庭で実践する”のは、難しそうに聞こえますよね。

でも、実はたった5分でできる小さな習慣から始められます。

 

  1. 今日のモヤモヤを1つ書き出す
     →「なぜダメだったか」ではなく、「何を変えられるか」を一言で。
  2. 家族の“困ってること”を1つ観察する
     →ママが抱える小さな不便を見つけて、“勝手に改善”してみる。
  3. 相手の立場で考える1行メモ
     →「ママが今ほしいのは“共感”か“手伝い”か?」をメモする。
  4. 不利な情報こそ早く共有する
     →「今日は帰りが遅くなりそう」と伝えるだけで、家庭の空気は変わる。
  5. “次はこうしよう”を寝る前に1行書く
     →思考を翌日に持ち越さないことで、メンタルが軽くなる。

 

小さく始めて続けるほど、自己効力感が上がります。

「オレにもできた」という実感が、日々の疲れを少しずつ溶かしてくれます。

 



🐾 おわりに:完璧じゃなくていい。動けるパパが最強

 

パパたちは、毎日たくさんの役割をこなしています。

仕事の顔、父親の顔、夫の顔。

でもその中で一番大切なのは、「変われる自分でいること」だと思うんです。

 

子どもが思い通りにならない。

仕事が予定どおり進まない。

そんなとき、「誰かのせい」にするのは一瞬楽ですが、何も変わりません。

 

「同じ状況がもう一度来たら、次はどう動こう?」

 

そう考えられるだけで、次の自分が少しだけ強くなる。

 

完璧じゃなくていい。

でも、“動けるパパ”は、確実に家庭を明るくします。

 

今日から、あなたの中の「原因自分論」を、そっと動かしてみませんか?


 

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

 

少しでも読者のみなさんのためになる記事作りにこれからも努めて参りますので、

評価していただけるととても励みになります☆

「こどもたちの未来をもっと明るくしたい」だから行動する。

それでは今日も元気にいってらっしゃーい(`・ω・´)ゞ

 

あるいは、おやすみなさーい(。-ω-)zzz…


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