一区間、こたぷんとの心温まる親子散歩

成長

休日のひととき、1歳の息子こたぷんと一緒に「電車一区間のお散歩コース」に挑戦しました。行きは電車、帰りは徒歩というプランで、短いけれど心がほっこりする冒険の始まりです。

電車に向かって「ばいばーい!」の儀式

朝から元気いっぱいのこたぷん。「今日は電車に乗ろう!」と声をかけると、すぐに靴を引っ張り出し、「行くぞ!」とばかりに玄関でスタンバイ。小さなリュックを背負って、親子で最寄り駅へ向かいました。

改札を通り、ホームに着くと、こたぷんは目をキラキラさせながら電車を待ちます。数分後、「ゴゴゴゴ…」と電車が到着。「おー!」と指差しながらテンションマックスのこたぷん。電車が動き出すと、小さな手を精一杯振って「ばいばーい!」を繰り返します。駅員さんにもバッチリ手を振り返してもらい、こたぷんの笑顔が炸裂。

途中下車した駅では、反対ホームにいる女性陣が、こたぷんの「ばいばーい」姿にほっこりしているのが見えました。小さな電車好きの姿に、思わずこちらも胸が温まります。


帰り道は親子のてくてく散歩

一区間の電車旅を終えた後、今度は帰り道を徒歩で楽しむ時間。小さな手をぎゅっと握りながら、「あの電車どこ行ったかな?」なんて話しかけると、こたぷんは「ん!」と空を指差し。まだ言葉は出ないけれど、その指先に込められた「電車また来るかな?」という期待感が伝わってきます。

道すがら、橋を渡ると川の流れに興味津々のこたぷん。「ちゃぷちゃぷ」「ごーごー」と川の音に耳を傾けたり、流れる葉っぱをじっと見つめたり。しばらくの間、川のせせらぎに吸い込まれるように立ち止まる場面もありました。

途中、公園のベンチで一休みしようと腰掛けると、こたぷんはすぐに「行くぞ!」とばかりに手を引っ張ります。じっとしていられない性格なのは誰譲りなんだろう…。


散歩の終わりに

家に着く頃には、こたぷんもさすがに疲れたようで、大きなあくびをひとつ。「楽しかったねぇ」と話しかけると、ふにゃっと笑顔を返してくれました。短い一区間の旅だったけれど、子どもにとっては壮大な冒険。親にとっても、こどもと手を繋いで歩くその時間がかけがえのない宝物でした。


さいごに:日常の中の「小さな冒険」を見つけよう

今回の電車一区間の旅は、シンプルだけど特別な思い出になりました。子どもと一緒にいると、当たり前に見過ごしていた景色が違って見えるから不思議です。電車を見送る時間、川の音に耳を澄ませるひととき、それは大人だけでは気づけない「小さな幸せの瞬間」かもしれません。

日常には、こうした小さな冒険がたくさん隠れています。遠くへ出かけるのも楽しいけれど、身近な場所をじっくり味わうことが、親子の絆を深めるきっかけになるかもしれません。子どもと一緒に過ごすこの限られた時間を、もっともっと大切にしていきたいと感じた1日でした。

それでは今日も元気にいってらっしゃーい(`・ω・´)ゞ
あるいはおやすみなさーい(。-ω-)zzz. . .

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