牛乳が嫌いだったはずが…?
1歳の息子、こたぷん。毎朝の目覚めは牛乳からスタートするという、なんとも大人びた(?)ルーティーンを持つ彼ですが、実は数ヶ月前まで牛乳が苦手だったという裏話があります。
ある日のこと、旅行先で朝のバイキングを楽しんでいた我が家。健康的な食生活を目指して、「牛乳くらい飲めるだろう!」と軽い気持ちでコップに注いで渡してみたんです。するとどうでしょう。こたぷんの顔は見る間に歪み、まるで酸っぱいレモンでもかじったかのような表情に。「牛乳はダメだな…」とその場で結論づけたわけですが…。
ところが家に帰って数週間後、ヨーグルトやチーズを美味しそうに食べるこたぷんを見て、「もしかして乳製品は好きなのでは?」という仮説を立てました。そして、勇気を出して再び牛乳を試してみた結果…。なんと!
「もっと!もっと!」とグビグビ飲むではありませんか!
しかも、あっという間にコップを空にし、「おかわり!」と言わんばかりに目で訴えてくるこたぷん。まさかの3杯目まで突入するほど牛乳好きだと判明した瞬間でした。
マグカップへの憧れ
そんな毎朝の牛乳ライフが定着したこたぷんですが、最近新たな進化を遂げました。それは「マグカップデビュー」です。きっかけはというと、毎朝ママとパパがそれぞれのマグカップでコーヒーを飲む姿をじっと見つめていたこたぷん。その眼差しには、「ぼくも大人になりたい!」という野心が垣間見えるようでした。
ある朝、こたぷんが突然キッチンへと向かい、何やらガタゴトと引き出しを漁り始めました。そしてついに発見。「これだ!」と言わんばかりに、小さな手でしっかりとマグカップを掴み、得意げな顔で持ってきました。そして、満面の笑みで「これに牛乳入れて!」と要求してきたのです。
私たち親としては、「これは成長の一歩か?」と感慨深い気持ちになりつつも、内心「大丈夫か?」と少々不安に。でも、彼のやる気を尊重して、少量の牛乳をマグカップに注いでみました。
初めてのマグカップ体験の顛末
結果はどうだったかというと…。想像以上にこたぷんはマグカップを上手に使いこなし、牛乳をゴクゴクと飲み干しました。その姿はまるで、朝のニュースを見ながらコーヒーを楽しむ大人そのもの。「おいおい、1歳児がこんなに渋い姿で牛乳を飲むとは…」と、私たちはついつい笑ってしまいました。
それ以来、こたぷんは自分専用のマグカップを「お気に入りアイテム」として認定したらしく、毎朝「これで飲む!」と意気揚々とマグカップを持参してきます。使い終わった後も自分で片付けようとするあたり、なんだか立派になったなぁと感じる今日この頃です。
さいごに:小さな成長を見逃さない大切さ
このエピソードを通して改めて感じたのは、子どもの小さな挑戦や成長を見守る大切さです。こたぷんにとってのマグカップデビューは、ただの「牛乳を飲む器が変わっただけ」の出来事ではありません。彼なりに周りの大人を観察し、「ぼくもこうしてみたい!」という気持ちが芽生え、それを実行に移した立派な挑戦です。
親として、その挑戦を受け止め、応援する姿勢を持つことが子どもの成長に繋がるのだと感じました。そして、このような日常の些細な出来事にも「面白さ」や「幸せ」を見出すことで、親子ともに充実した時間を過ごせるのではないでしょうか。
この記事を読んでくださった方にも、ぜひお子さんの日々の挑戦や成長を温かく見守り、そして楽しんでいただきたいと思います。子どもの成長を共有することで、親自身も成長できるのかもしれませんね。
それでは今日も元気にいってらっしゃーい(`・ω・´)ゞ
あるいはおやすみなさーい(。-ω-)zzz. . .
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