「子どもと過ごせる時間って、どれくらいだろう?」
ふとそんなことを考えたことはありませんか?
毎日当たり前のように一緒にいるけれど、実はその時間は意外と短い。
この記事では、具体的な数字で見えてくる「子どもと過ごせる時間の限り」を考えてみたいと思います。
1. 子どもと過ごせる時間、実はこんなに短い!
子どもが0歳から18歳になるまで、親と一緒に過ごせる時間を計算してみると、
驚くほど少ないことがわかります。
たとえば、単純に18年間の総日数を計算すると…
18年 × 365日 = 6,570日
こう聞くと、「思ったより長いじゃん!」と思うかもしれません。
でも実際に子どもと直接関わる時間を計算すると、こうなります。
① 幼児期(0~6歳)
保育園に行っていない時期も含め、親と一緒にいる時間が最も長い時期。
仮に平日は1日6時間、休日は12時間一緒に過ごせるとすると…
- (6時間 × 250日)+(12時間 × 115日)= 2,760時間 / 年
- 6年間で 約16,560時間(約690日分)
② 小学生(7~12歳)
学校生活が始まり、親と過ごす時間は徐々に減少。
放課後は友達と遊んだり、習い事があったり…。
- (4時間 × 250日)+(10時間 × 115日)= 2,110時間 / 年
- 6年間で 約12,660時間(約528日分)
③ 中学生・高校生(13~18歳)
部活、塾、友達との時間が増え、親と過ごす時間はさらに減少…。
- (2時間 × 250日)+(6時間 × 115日)= 1,310時間 / 年
- 6年間で 約7,860時間(約328日分)
合計:約1,546日分(約4.3年)しかない!?
「え…18年間も一緒にいるのに、たった4年ちょっとしか関われないの?」
この数字を見て衝撃を受ける人も多いはず。
でも、これが現実です。
2. 18歳以降は、さらに少なくなる…!
「まあ、18歳までは一緒にいられるし大丈夫でしょ!」と思ったそこのあなた。
残念ながら、18歳を超えると、さらに減少します…。
たとえば、
- 30歳までに年10日会えたとしても、合計120日
- その後、年間5日程度しか会わないとすると、親が80歳になるまでに会えるのは250日程度
つまり… 子どもが18歳を超えてから、親と過ごせる時間は、たった370日(約1年)分しかない という計算になります。
3. 「また今度ね」が命取り? 子どもとの時間を大切にするコツ
「まだまだ時間はある」と思っていると、あっという間に巣立ってしまう。
だからこそ、1日1日を大切にしたいですよね。
今日からできる!子どもとの時間を充実させる方法 をご紹介します。
✅ 毎日の「ちょっとした時間」を大切に
忙しくても、1日5分だけでも「子どもと向き合う時間」を確保してみる。
お風呂の時間、寝る前のひととき、一緒にご飯を作るなど、「ながら時間」でもOK!
✅ スマホを置いて、子どもと本気で遊ぶ
SNSや仕事の通知を気にしながら遊ぶのではなく、 「子どもと向き合う時間は、スマホを置く」 と決めてみると、濃密な時間になる。
✅ 一緒に写真や動画を撮る・アルバムを作る
思い出を形に残すことで、「あの時、こんなことしてたな〜」と振り返る時間が生まれる。
写真を見返すと、当時の記憶が蘇ることも。
✅ 「また今度」ではなく、「今」やる
「今度、動物園に行こうね」ではなく、
「今週末、動物園行く?」とすぐに予定を決めてしまう。
4. さいごに:「今」を大切に生きよう!
「子どもとの時間は、一生続くわけじゃない。」
そう考えると、1日1日がかけがえのないものに思えてきます。
時間は巻き戻せません。
未来のために貯金をするのと同じように、 「子どもとの思い出貯金」 も大切にしていきたいですね。
「また明日ね」と言えることは当たり前ではなく、
「今日の時間をどう過ごすか?」を意識するだけで、子どもとの関係もぐっと深まります。
「子どもが親と一緒に過ごしてくれる今、この瞬間を大切に。」
あなたも、今日1日を子どもとどう過ごしますか?
それでは今日も元気にいってらっしゃーい(`・ω・´)ゞ
あるいはおやすみなさーい(。-ω-)zzz. . .
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