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💡この記事はこんな方におすすめです
- 奨学金の返済が家計を圧迫していると感じる方
- 毎月の返済が負担で、将来が不安になっている30代・子育て世代の方
- 第二種奨学金の利息が「見えない負担」になっていると感じる方
- 地方移住(Uターン・Iターン)を検討しているが踏み出せない方
- 若手社員や後輩に「知って得する制度」を教えてあげたい上司・先輩パパ
🐾 奨学金の返済って、いつまで続くんだろう…
ふと通帳を見たとき、
毎月1万数千円が引かれているのを見て、
ため息をついたことはありませんか?
わたしもその一人でした。
新卒で社会人になってからコツコツ返しているはずなのに、
まだ完済まで10年以上かかる…。
結婚、子育て、住宅ローン、老後資金。
考えなきゃいけないことは山ほどあるのに、
奨学金という“借金”が、ずっと足かせになっている。
でも、そんな状況を少しでも軽くしてくれる制度があるんです。
それが「自治体による奨学金返還支援制度」
今回は、あまり知られていないけれど、
実はかなり使えるこの制度について、最新情報をまとめてご紹介します。
🐾 奨学金返済は“家計の長期固定費”
まず、奨学金について少し整理しておきましょう。
日本の奨学金の多くは「貸与型」——
つまり、卒業後に返さなければならない“借金”です。
特に「第二種奨学金(有利子)」を利用している場合は、
在学中から利息が発生していて、
返済を開始する頃には借入額が膨らんでいることもあります。
実際の平均データを見てみると……
- 借入総額:約300万円
- 月々の返済額:16,000〜17,000円程度
- 返済期間:約14〜15年
- 完済時期:30代後半〜40代前半
この返済スケジュール、20代〜30代のライフイベントとモロかぶりなんです。
結婚・出産・保育園費用・車・家……毎月1万5千円が、
10年以上続くというのは、かなりのプレッシャーですよね。
🐾 「利息ばかり払ってる気がする」その不安の正体
第二種奨学金は、有利子です。
利率は変動制または固定制で、
直近は0.2〜1%と低めではありますが、
制度上は最大3%まで上がる可能性もあります。
▼もしも利率3%だったらどうなる?
例:大学4年間(月8万円×48ヶ月=384万円)借りた場合
→ 利息だけで約132万円。総返済額は516万円近くに!
……そりゃあ、
「全然減らない」
「利息ばかり払ってる気がする」
と感じるのも無理はありません。
🐾 実はある、自治体の「返済サポート制度」
そんな返済の重荷を、
少しでも軽くしてくれるのが「自治体の奨学金返還支援制度」です。
支援の仕組みや対象条件は地域によって異なりますが、
主に「若者の定住・就職促進」を目的として、
以下のような支援を行っている自治体が増えています。
🔸竹田市(大分県)
・支援内容:返済額の3分の2(上限20万円)を補助
・対象:市内事業所勤務・30歳未満・住民登録あり

🔸丸亀市(香川県)
・支援内容:最大80万円(年8万円×最長10年)
・対象:40歳未満・住民登録3年以上・市税滞納なし
🔸山形県「やまがた若者定着枠」
・支援内容:最大124.8万円(貸与月数×26,000円)
・対象:卒業後13ヶ月以内に県内定住・3年以上勤務

🔸その他注目制度
・仙台市:対象企業で就業→年間18万円支給(最大3年)
・南相馬市(福島県):第一種奨学金の返還額を全額支援
・宇佐市(大分県):UIターン者向けに返還額50%(上限100万円)


🐾 支援制度は「知ってる人だけが得をする」
自治体の奨学金返還支援制度は、全国各地に存在しています。
ですが、正直に言って「知られていない」ことがほとんどです。
わたし自身、調べてみるまではまったく知りませんでした。
たとえ自分の住んでいる地域に制度があったとしても、
誰かが教えてくれるわけでも、通知が来るわけでもありません。
つまり、自分で調べなければ、ないも同然なんです。
そしてこの制度の最大の特徴は「申請しないと一円も受け取れない」ということ。
裏を返せば、
「調べて、動いた人だけが、未来を少しラクにできる」仕組みです。
さらに言えば、自分が対象外だったとしても、
周りの誰かに制度の存在を伝えることはできます。
たとえば後輩や、地元に戻ろうか迷っている知人、
これから子育てと仕事を両立しようとしている家庭など。
たった一言「こんな制度あるらしいよ」と伝えるだけで、
その人の人生の負担が少し軽くなるかもしれません。
こういう制度って、
情報格差によって “活用できる人” と “できない人” に分かれてしまう。
だからこそ、この記事を読んだあなたには、
ぜひ知識という「選択肢」を手にしてほしいなと思います。
🐾 家計管理も一緒に見直してみませんか?
奨学金の返済は、家計にとって「長期的な固定費」です。
見た目の金額は1.5万円程度でも、それが10年以上続くというのは、
トータルで見れば大きな支出。
結婚、出産、育児、マイホーム購入……
ただでさえお金が必要なタイミングと丸かぶりしているからこそ、
計画的に向き合っていく必要があります。
その第一歩としておすすめしたいのが「家計の見える化」です。
収入と支出のバランスが把握できていないと、
奨学金のような長期支出が“感覚的に”重く感じることも。
逆に、支出の全体像が見えると、
「じゃあここを抑えよう」といった前向きな行動が取りやすくなります。
家計管理というと、
難しそうに感じるかもしれませんが、やり方はシンプルです。
- 固定費(家賃、奨学金、保険、通信費など)と変動費(食費、日用品、交際費など)を分けて記録
- 月初に予算を立てて、週ごとに使った金額をメモ
- 週末や月末に振り返り、予算と現実のズレをチェック
- できれば、家族と一緒に確認する習慣をつくる
この「振り返る習慣」があるだけで、無理のない節約も可能になります。
そして、奨学金の返済がどれくらい続くのか、
支援制度を使ったらどれくらい軽減されるのか――
そんな未来のプランも、数字で具体的に描けるようになります。
奨学金返済だけでなく、「お金との付き合い方」を学ぶきっかけとして、
ぜひこのタイミングで家計を見直してみてください。
特別なアプリや高機能な家計簿を買う必要はありません。
ノートとペンひとつでも、十分に効果があります。
制度との出会いが「選択肢」を増やしてくれる
奨学金の返済は、たしかに自分自身で背負うべき責任です。
でも、それを少しでも軽くする手段があるなら、
それを活用することは “ズル” ではなく、むしろ「前向きな工夫」だと思います。
わたしたちは今、子育てや住宅ローン、物価上昇など、
家計への不安要素が多い時代を生きています。
そんななかで、地域や制度が味方になってくれる存在であることを知るだけで、
気持ちがラクになる瞬間もある。
「ここで暮らしたい」
「この地域で子どもを育てたい」
そんな選択ができる背景には、制度や支援の力があるんです。
さいごに
制度は、調べた人にだけチャンスを与えてくれます。
そして、気づいた人がそれを他の誰かに伝えることで、また新しいチャンスが生まれる。
奨学金返還支援制度――
きっとあなたの暮らしや、身近な人の未来を支える“ひとつの光”になるはずです。
「わたしには関係ないかな」と思ったとしても、
一度だけ、調べてみてください。
それだけで未来の選択肢が広がるかもしれません。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
少しでも読者のみなさんのためになる記事作りにこれからも努めて参りますので、
評価していただけるととても励みになります☆
「こどもたちの未来をもっと明るくしたい」だから行動する。
それでは今日も元気にいってらっしゃーい(`・ω・´)ゞ
あるいは、おやすみなさーい(。-ω-)zzz…
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