初めてのコンサート 〜生の音楽に心を揺さぶられる瞬間〜

イベント

はじめての“生演奏”体験、こたぷんのリアクションは…!?

ついにこの日がやってきた。我が家の2歳児、こたぷんが人生初のコンサートホールに足を踏み入れる日だ。普段はテレビやYouTubeで音楽を楽しんでいるこたぷん。でも、生の音楽を全身で感じることがどれほどの衝撃なのか、まだ彼は知らない。

この日は、小一時間の子ども向けコンサートイベント。曲目はこたぷんの大好きなアニメのテーマソングや、聞き覚えのある童謡が中心。果たしてこたぷんはどんな反応を見せるのか…?


開演前からテンションMAX!グッズ売り場で“推し活”デビュー

コンサートホールに入るや否や、まず目に飛び込んできたのは、煌びやかなグッズ売り場。小さな子どもがいる家庭にとって、ここはもう避けては通れない関門だ。

こたぷんも例外ではなく、目をキラキラさせながらショーケースの前に釘付け。なかでも彼の目を引いたのは、推しキャラのバルーンとマグネット。すかさずパパの手を引っ張り「これ!」と指差す。

まぁ、せっかくの記念だしね。親としても「これを買ったら一生の思い出になるかも!」という謎の言い訳をしながら、しっかりと購入。こうして無事(?)、こたぷんの“推し活”デビューが果たされた。


劇場の扉が開く…はじめてのコンサートホールの世界へ

いよいよコンサートホールへ入場。ふかふかの座席に腰掛けると、こたぷんは何やらソワソワ。見上げれば天井は高く、舞台には見たことのない大きなスピーカーが並んでいる。

開演を待つ間も、周囲の子どもたちは「楽しみー!」「○○の曲くるかな?」とワクワクモード。そんな中、こたぷんはというと…ぼーっと前方を見つめている。いつものおしゃべりはどこへやら、どうやらこの新しい空間に圧倒されているらしい。

そんな様子を見て、ふと「初めての経験って、こんな風に五感をフルに使って受け止めてるんだな」としみじみ。


ついに開演!こたぷんの反応は…?

会場が暗くなり、スポットライトがステージを照らすと、会場は一気に静寂に包まれた。そして、演奏が始まる。

大きなスピーカーから響く音の迫力、楽器の生の音色、舞台の上で動く演者たち。いつものテレビやYouTubeとは違い、まるで音が空間を埋め尽くすような感覚。

しかし、こたぷんのリアクションは…ほぼ無表情。

隣でじーっと前方を見つめたまま、固まっている。これは「楽しくない」わけではなく、おそらく「情報量が多すぎて処理が追いつかない」という状態だろう。

ただ、リズムのいい曲が流れると、座ったまま小さく足をバタバタ。おっ、これはもしかしてノってきたか?


生演奏を体験することの価値

こうして小一時間のコンサートは、あっという間に終演。こたぷんは終始“圧倒されっぱなし”だったものの、この体験は間違いなく彼の中に何かを刻んだはず。

やはり、音楽は「耳で聴くもの」というより「全身で感じるもの」なのかもしれない。

確かに、子ども向けのコンサートとはいえ、チケット代もグッズ代もそれなりにかかる。でも、この経験はお金では買えない価値がある。

「体験にお金を使う」ことの大切さを改めて実感した瞬間だった。


さいごに:子どもの感性を育む“投資”

こたぷんの反応を見て、「正直、まだ早かったかな?」と思わなくもなかった。でも、子どもの成長は、こうした新しい経験の積み重ねで作られていくもの。

生演奏の迫力、会場の雰囲気、推し活デビュー。今日のコンサート体験は、こたぷんにとって「音楽を聴く」という行為の概念を大きく広げたはずだ。

今はまだ、うまく言葉にできないかもしれない。でも数年後、ふとした瞬間に「そういえば、あの時のコンサート楽しかったな」と思い出してくれたら、それだけで今日の経験は大成功だ。

大人になってから「初めての○○」を経験することって、どんどん減っていく。でも、こたぷんにとっては、まだまだ毎日が「初めて」だらけ。

だからこそ、これからも彼の“初体験”を大切に、一緒にいろんな世界を見せてあげたい。

それでは今日も元気にいってらっしゃーい(`・ω・´)ゞ
あるいはおやすみなさーい(。-ω-)zzz. . .

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