ピアノはこう弾くんじゃない…そう、彼は教えてくれた(?)

日常

1歳児 vs. 楽器屋さん 〜はじめてのピアノとの出会い〜

週末のショッピングモール、家族でのんびりと買い物を楽しんでいた時のこと。

ふと視線の先に現れたのは、煌びやかな楽器屋さん。楽器屋なんて普段はスルーしがちだけど、ふと思い出した。

「そういえば、保育園でこたぷん(1歳の息子)がちっちゃいピアノに夢中になってたって、先生が言ってたな…」

これは、もしかしてピアニストの才能が開花する瞬間を目撃できるかもしれない!?

そんな淡い期待を胸に、家族そろって楽器屋さんに突撃。


ピアノ vs. こたぷん 〜演奏ではなく、破壊の道へ〜

店内に入り、ずらりと並ぶ楽器たち。大人の私たちでさえワクワクする空間。

「おっ、これなんかいいんじゃない?」

ちょうど目の前に、小さい子ども用のピアノが並んでいるコーナーを発見。

サイズ感もピッタリ、これならこたぷんも気に入るかも!?

と思ったのも束の間ーーー

こたぷん、ピアノの前に立った瞬間、突然 「バンッ!バンッ!!」

カンカンカン!!!!!

叩く!叩く!!とにかく叩く!!!

あれ…?ピアノって、そんな力強く叩くもんだっけ??

いや、これはもはやピアノではなく、木琴のような音を奏でているぞ…!?

妻と顔を見合わせる。「…もっきん、かな?」

そう、我が家の1歳児こたぷんは、優雅なピアニストではなく、力強いパーカッショニストだったのだ。


ピアノ演奏という名の「全力どんちゃん騒ぎ」

ピアノを優雅に弾くどころか、どんどんヒートアップしていくこたぷん。

両手を振りかざし、ピアノの鍵盤を 高速連打!!!

リズム感なんて関係なし!

「ママー!ごはんまだー!早くしてー!」と机を叩く時のような全力プレイ。

おいおい、ここはファミレスじゃないぞ?

ふと視線を感じて店内を見渡すと、遠くから店員さんが心配そうにこちらをチラチラ。

「(これ…いつ止めさせようかな…)」

親としては「ダメだよ〜」って言うべきだけど、こたぷんが楽しそうすぎて止められない…。

一応、 「こたぷん、ピアノは叩くものじゃなくて、優しく弾くんだよ」 と優しく諭してみる。

しかし、彼の目には「パパの声」よりも「目の前のピアノ」のほうが100倍魅力的だったようで、まったく聞いていない。

もはや、止める手段はただ一つ。

強制撤収!!!!!


ピアノ撤収大作戦!→失敗(ギャン泣き)

「こたぷん、そろそろ帰ろうか」

ピアノから引き離そうとするも、彼は必死に抵抗。

まるで、今世紀最大の別れを迎えるかのような ギャン泣き発動!!

買い物途中の人たちが「何事?」と振り向くレベルの大音量。

抱っこしようとするたびに、全身を使って暴れまくる。

「もう、しょうがないなぁ…」

楽器屋さんの店内でギャン泣きする1歳児を連れて撤退する親ーーー

なんともシュールな光景である。


帰宅後、メルカリ検索する親の図

家に帰ると、ひと仕事を終えた感でいっぱいのこたぷん。

ご機嫌でおもちゃをポイポイ投げながら遊んでいる。

「こたぷん、あれだけピアノに執着してたのに、もう忘れたの?」

…まぁ、そんなもんだよな、1歳児って。

しかし、親としては 「家にピアノがあれば、楽しく遊べるのでは?」 という考えが捨てられない。

そこで、メルカリをポチポチと検索。

「お、子ども用のピアノ、意外とお手頃価格のがあるな」

なんだかんだ言いながらも、こたぷんの成長に合わせて 「興味を持ったものを試せる環境」 を作ってあげたいなと思うのでした。


さいごに:こどもの「好き」は、試す価値がある!

今回のピアノ事件を振り返ると、「子どもが何かにハマる瞬間」って、本当に面白いなと思う。

最初は「ピアニストの才能が…!?」なんて思ったけれど、実際は 「ピアノを高速で叩く職人」 だったわけで(笑)。

でも、大事なのは 「子どもが好きなものに出会える環境を作ってあげること」 なんだと思う。

ピアノに興味を持つかどうかは、この先わからない。もしかしたら来週にはまったく違うものに夢中になっているかもしれない。

でも、その「やってみたい!」を尊重し、親としてできる限りのサポートをすることが、成長を後押しするのではないだろうか。

そんなわけで、今後こたぷんがどんな新たなブームを巻き起こすのか、楽しみである。

それでは今日も元気にいってらっしゃーい(`・ω・´)ゞ
あるいはおやすみなさーい(。-ω-)zzz. . .

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