はじめに:ペンギンになりきる日がやってきた!
「発表会」というと、小学校や中学校の学芸会を思い浮かべる人も多いでしょう。でも、1〜2歳児クラスの発表会は、そのスケールとはまったく違う“可愛さ爆発のイベント”。
今年のテーマは「ペンギン体操」!
こたぷんをはじめとする園児たちが、ペンギンになりきって踊りを披露します。
ペンギンさんのお面をかぶり、小さな羽(フリフリ)をつけたちびっこたちが、ステージでぴょこぴょこ動く姿を想像するだけでニヤける。
「きっと、我が子も完璧に踊り切るに違いない!」
そんな親の期待を胸に、いざ発表会へ出陣!
こたぷん、いきなりのダイブ未遂事件!
発表会が始まり、名前を呼ばれた子たちが元気よく「はーい!」とお返事しながら、岩場(ステージ)に登場。
こたぷんも、堂々とした面持ちで「はーい!」と返事。
…まではよかった。
次の瞬間、勢いがつきすぎたのか、足がもつれたまま岩場に向かって突進!
このままいけば、頭からダイブするコース…!?
「あああっ!!!」と思ったその瞬間、先生がナイスキャッチ!
なんとかギリギリでセーフ。
ペンギンのヒナが、巣から転がり落ちる直前に親に救出されるような光景だった…。
どこかなー?ママとパパを探せ!
無事に自席へ到着したこたぷん、今度は「ママとパパ、どこかなー?」と観客席をキョロキョロ。
…あれ?座らない。
それどころか、椅子の上に立ち上がって視界を確保!
先生:「こたぷん、座ろうね〜」
こたぷん:「ママとパパ、どこかなー?」(チラッ)
先生:「はい、座ってね〜」
こたぷん:「ママとパパ…」(チラッ)
これを3回繰り返したところで、先生も苦笑い(笑)。
落ち着かないのも無理はない。
大勢の観客に囲まれた状況は、1〜2歳児にとっては非日常そのもの。
でも、その純粋な姿がなんとも微笑ましい。
まるで迷子のペンギンが親を探しているようだった。
リズムに乗るのは…左足だけ!?
いよいよ「ペンギン体操」がスタート!
音楽が流れると、ペンギンさんたちが次々と踊り始める。
…が、こたぷんはというと、じっと立ち尽くしたまま。
まさかのフリーズ状態。
たくさんの観客を前にして、緊張しちゃったのか…!?
でも、よーく見ると、左足だけがリズムを刻んでいる。
右足や手は一切動かないのに、左足だけトントン、トントン…。
先生たちは「おお、がんばってる!」と温かい目で見守り、観客席の親たちからもクスクス笑いが…。
確かに、完璧なダンスではなかった。
けれど、こたぷんなりに一生懸命リズムを感じていたんだなと、親としては感動。
0〜2歳児クラス、誰も泣かない奇跡
発表会が終わり、ふと気づいた。
「…そういえば、誰も泣いてない!」
普通、1〜2歳児の発表会といえば、「ママ〜!」と泣きながらステージに座り込む子がいるのが定番。
でも、今回のステージでは、誰ひとり泣いていなかったのだ。
みんな、緊張しながらも自分の役目を果たそうと頑張っていた。
先生たちの日頃のサポートの賜物だろう。
「うちの子、大丈夫かな?」と不安だった親たちも、きっとこの瞬間、誇らしく感じたに違いない。
こたぷんも、ダイブ未遂から始まり、リズムを刻む左足ダンスまで、よく頑張った!
さいごに:「頑張る姿」に成長を感じる日
「うちの子、ちゃんとできるかな?」
「泣かないかな?」
発表会前、そんな不安を抱えていた親たちも、子どもたちの頑張る姿を見て、安心し、感動したのではないでしょうか。
こどもたちは、毎日の積み重ねの中で、少しずつ自信をつけ、親の知らないところで成長している。
たとえ、ダンスが完璧にできなくても、
たとえ、途中で立ち尽くしてしまっても、
「大勢の前で頑張った」という経験そのものが、彼らの財産になる。
そして、それを温かく見守る親にとっても、大切な思い出になる。
発表会は、ただのイベントじゃない。
子どもたちの小さな成長が、たくさん詰まった特別な1日。
こたぷん、そしてみんな、本当にお疲れさま!
それでは今日も元気にいってらっしゃーい(`・ω・´)ゞ
あるいはおやすみなさーい(。-ω-)zzz. . .
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