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🎯 この記事はこんな方におすすめです
- 「じぶんで食べたい!」を応援したいパパ・ママ
- 食事の時間が“修行タイム”になっているご家庭
- スプーン投げ・こぼしに悩むパパママ
- 楽しく食べられる工夫を知りたい方
- パパ育児をもっと楽しみたい方
🐾 スプーン投げが日常だったあの頃
「こたぷん、またスプーン投げたね…」
夕食は毎日ちょっとした戦場だった。
1歳半のこたぷんは手づかみ期を卒業しつつあり、
スプーンやフォークに挑戦中。
でも握ったスプーンはくるくる回り、
ごはんをすくってもポトリ。
フォークも刺さらずにイライラ。
最後は“ブンッ”と投げる。机も床もカオス。
ママのため息。
「今日もダメだったね…」
その瞬間、胸がチクリと痛んだ。
「自分、育児に関われてるのかな」
「パパがいることで、逆に疲れさせてるかも…」
——そんなふうに、自信をなくしていった時期だった。
🐾 失敗の原因は、こたぷんじゃなく“道具”かも?
あの頃の私は、
こたぷんがスプーンを投げるたびに「どうしてできないんだろう」と悩んでいました。
しかし今振り返ると、
うまくいかなかった理由は“本人の力不足”ではなく、
“環境”にあったのかもしれません。
ある夜、寝かしつけのあとに何気なく見ていたSNSで、
「子どもの発達段階に合わせたカトラリー」という投稿を見つけました。
その中にあった言葉が、心に強く残っています。
「うまくいかないのは、努力が足りないからではない。
うまくいくように設計されていないからだ。」
その一文を読んだ瞬間、胸の中に少しだけ光が差したような気がしました。
こどもは、毎日が“初めて”の連続です。
うまくできないことが当たり前で、失敗しながら少しずつ覚えていくものです。
だからこそ、「やってみたい」という気持ちを絶やさないために、
親が整える環境がとても大切なのだと気づきました。
育児とは、頑張ることよりも整えること。
そして、その“整える力”こそが、
子どもを育てる上で最も大切な愛情の形なのだと思います。
🐾 たったひとくちで、空気が変わった
数日後、我が家に新しいカトラリーが届きました。
「今日はこれで食べてみようか」と声をかけると、
こたぷんは不思議そうな顔をしながらも、興味深そうに手を伸ばしました。
太くて短いグリップ、指先にフィットする形状。
軽すぎず、重すぎず、まるでこたぷんの手のために作られたかのような感覚でした。
お味噌汁の中の豆腐をすくって——
落とさずに、そのまま口へ。
「できたー!!!」
その瞬間、こたぷんの顔は本当に嬉しそうで、私も思わず笑ってしまいました。
隣で見ていたママも、「すごいね!」と驚いた表情。
その一言で、部屋の空気がふっと明るく変わりました。
“たったひとくちの成功体験”が、
夕食の時間を「戦場」から「笑顔の時間」に変えたのです。
🐾 小さな「できた」が、家族の空気を変える
子どもの「できた!」という一言は、不思議なほど家族の空気を変えます。
それはまるで、魔法のような瞬間です。
「また投げた」
「こぼさないで」
「もういい加減にして」
そんな言葉が並んでいた日々が、
「すごいね!」
「上手にできたね!」
「もう一回やってみようか!」
という温かい言葉に変わります。
子どもの自信は、親の声色で育ちます。
その声を変えてくれるのが、「成功しやすい環境」という見えないサポートです。
道具を選ぶという行為は、単なる買い物ではありません。
それは、子どもの「挑戦してみよう」という勇気を支える“設計”でもあるのです。
🐾 支えになった3つの工夫
商品自体にこだわりはありませんが、私が意識しているポイントは3つあります。
① 「持ちやすさ」で“できる気持ち”を育てる
手に合わないスプーンやフォークは、
それだけで子どものやる気を削いでしまいます。
手のサイズに合った形を選ぶことで、
「持てた!」「できた!」という小さな成功体験を増やすことができます。
② 「すくいやすさ」で“成功体験”を積む
すくった食材を落とさずに口に運べた瞬間の達成感は、子どもの心に残ります。
できた!の積み重ねが、
「またやってみたい」という気持ちを引き出します。
③ 「安全設計」で“やってみたい”を止めない
多少不器用でも、自分で試せる安心感があることが大切です。
「失敗しても大丈夫」という環境があることで、子どもはより意欲的になります。
🐾 今日の「できた!」が、明日の育児の糧になる
今では、こたぷんは食事のたびに
「じぶんでやるー!」と元気に宣言するようになりました。
もちろん、こぼしたり時間がかかったりすることもあります。
でも、そのたびに「育児は待つことなんだな」と感じます。
大人の「早く」は、子どもの「今やりたい」を奪ってしまうことがあります。
だから私は、こたぷんの「できた!」をその場で一緒に喜ぶことを大切にしています。
子どもの「できた!」は、親の「やってよかった」につながります。
この小さな積み重ねが、
育児を“我慢の時間”から“喜びの時間”に変えてくれるのだと思います。
🌱 「育児に正解はなくても、“整える力”はある」
育児に正解はありません。
どんな親でも、迷いながら進んでいくものです。
けれど、子どもが「できた!」
と感じられる環境を整えることは、誰にでもできます。
それは、もっともシンプルで、もっとも温かい愛情のかたちです。
子どもの成長に魔法はありませんが、
環境を整えるだけで“魔法のような瞬間”は何度も訪れます。
こぼしても、投げても、泣いても。
その先にある「できた!」の笑顔を、どうか見逃さないでください。
その瞬間こそが、親にとっても最高のご褒美になるのです。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
少しでも読者のみなさんのためになる記事作りにこれからも努めて参りますので、
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「こどもたちの未来をもっと明るくしたい」だから行動する。
それでは今日も元気にいってらっしゃーい(`・ω・´)ゞ
あるいはおやすみなさーい(。-ω-)zzz. . .


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