「こたぷん、お昼寝中に3回くらい起きちゃったんですよ〜」
保育園での先生からのこの一言に、思わずドキッとしました。
というのも、最近わが家では夜寝るときに 「おしゃぶり卒業チャレンジ」 を実施中。こたぷんにとっておしゃぶりは、まさに精神安定剤。「泣きわめいたとき」「眠いけど寝られないとき」「なんとなく不安なとき」に、頼れる救世主だったんです。
しかし、これが少しずつ「なくてはならない存在」に変わってきているように見え、「依存してるのでは?」と気づいたのがきっかけでチャレンジを開始。でも、この試みが夜中のこたぷんを揺さぶりまくっているのは明らかです。
夜中の小さな大合唱
夜中になると「えーーーん」というか細い声が何度も響き渡ります。おしゃぶりを手にしていた頃は、ほんの数秒でスッと眠りに戻っていたこたぷん。ですが、今はそうもいかない。
「パパーー!助けてーー!」と言わんばかりの泣き声に目を覚まし、急いでこたぷんの元へ。
抱っこして、トントンして、もう一度寝かしつけ。ベッドに戻ると、5分後にはまた「えーーーん」。そのループです。
一方、昼間の保育園でも似たような現象が起きている模様。保育園のお昼寝タイムといえば、赤ちゃんたちがみんなでお昼寝する穏やかな時間…のはずが、うちのこたぷんだけ「おしゃぶりロス」で目を覚ましてしまう。
その結果、再び寝かしつけられるまで先生方に大変お世話になるという状況に。
依存性ってこわい
おしゃぶり卒業チャレンジの最中に思うのは、**「依存性って本当に怖い」**ということ。
大人でも、ついついコーヒーに頼りすぎてしまったり、スマホを手放せなくなってしまったりしますよね。必要以上に依存してしまうと、なくなったときの喪失感や不安が大きい。それは赤ちゃんも同じなんだと実感しました。
特に、赤ちゃんにとっておしゃぶりは心の支えでもあり、安心感を得るための大切なツール。だからこそ、いきなり「今日からなし!」とするのではなく、段階的に「おしゃぶり卒業」を進めてあげるべきだったかも…と反省しています。
深呼吸して、ゆっくり成長を見守る
このエピソードを振り返ると、こたぷんのおしゃぶり依存だけでなく、私たち大人が忘れがちなことにも気づかされます。
子どもが何かに依存していると、「早く卒業させなくちゃ」と焦る気持ちが湧きますよね。でも、本当に大切なのは、その子のペースで成長を見守ること。
赤ちゃんの頃は依存していたものでも、成長とともに自然と手放していくことがほとんど。無理やり手放させるよりも、時間をかけて寄り添うことで、「自分でできた!」という成功体験につなげる方が、子どもの自信にもなるはずです。
また、この経験から、私自身も「自分が何に依存しているのか」を見直すきっかけになりました。何事も、頼りすぎるのは要注意。心の支えを少しずつ広げることで、柔軟な対応力が身につくのかもしれません。
さいごに
このエピソードから学んだことを、読んでくださる皆さんに少しでも共有できたら嬉しいです。
育児はもちろん、私たち大人も日常生活の中で「依存」と向き合う機会が多いと思います。そこで大切なのは、自分自身や周りの人が「依存しすぎずに安心できる環境」をつくること。
たとえば、子育てで孤立しない環境をつくるためには、家族や地域、友人など周囲のサポートが欠かせません。おしゃぶりを手放せないこたぷんが、家族や保育園の先生に支えられて少しずつ成長しているように、私たちもお互いを支え合いながら成長していけたら素敵ですよね。
「依存性って怖い」と気づくことで、お互いの心の支えになれる社会を目指していきたい。そんな想いを込めて、こたぷんとともに、また一歩前進していきます!
それでは今日も元気にいってらっしゃーい(`・ω・´)ゞ
あるいはおやすみなさーい(。-ω-)zzz. . .
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